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きのコガネ
■□■黄のコガネ■□■
土地に住まう五穀豊穣、仏具金物経年晩熟を表す五色神の一人。
黄の色神様。ガラ子、藍染、アマモのお姉さん的な存在。
料理が得意で村の集会所にある台所などで他の色神達の食事や酒の肴を作ったりもしています。(自慢の糠床を村のどこかに隠してるらしい)
普段はお年寄りの生活圏に良く現れ、多少の世話を焼く事が日課。
猫に化けて甘えてあげたりなど他愛の無い事でコミュニケーションをとることが多いようです。
本人いわく、人との付き合いは「甘やかすのも甘えるのも距離感が大事」とのこと。
相手が自分の存在に頼り切ってしまう前にさっと身をかわし、関係を次の機会まで残しておくのがポイントだとか。
こういう行動原理や性格の為「やっぱり猫っぽい」とガラ子からは「化け猫」呼ばわりされることも。
対外的には常識的で世話好きで茶目っ気の多い性格を装っていますが、
内心は心配性で過保護で保守的。
特にチビ神三人に害をなすような事には容赦なく力を振るいます。
実は五色神中唯一の元人間。性格の二面性はその名残。
服装が他の色神ほど突飛でないのも、元人間故のわきまえなのかもしれません。
名前を漢字で書くと「黄金」でコガネと読みます。
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